美容皮膚科で顔シミ治療したこと

若いころから左頬に小さいシミがたくさんありました。すっぴんで人前に出るのが恥ずかしいほどでした。
「私ってこんなに肌が汚かったかしら?」
と気付いた時にはファンデーションで厚塗りして一生懸命にシミを隠すしかない状態でした。

 

そんな時1つ下の後輩が「美容皮膚科」に一緒に行ってみない??と誘ってきました。まだ独身で、綺麗で居たい願望が強かったもあってその話にとびつきました。きっと今以上に綺麗になって素敵な人が現れると思っていたのです。

 

シミ治療に皮膚科に行ってみた

私が来院したのは一般の皮膚科も併設された美容皮膚科医院でした。中に入ると品のいいおしゃれな家具が置かれていて、落ち着くBGMが流れていました。高級感溢れる待合室はとても気分を高揚させてくれました。「○○さーん、2番の診察室へどうぞ。」と通されました。エステのような白を基調とした室内で看護師の方に「まずはお化粧を落としてくださいね。」とクレンジングを渡されました。

 

お化粧を落としてまじまじと明るいライトの元で自分の顔を見ると「やっぱり綺麗にしなきゃ。」と思いました。次に通されたのは眼科で視力検査をする機械のようなもので未来のシミ予備軍をさらけ出します。濃いシミの下に将来でてくるであろうしみのおびただしい量が映し出されていました。

 

テレビで見たことはあったものの実際に自分の顔がこんなにひどい状態だとは思いたくありませんでした。思わず目を背けたくなりました。実はその時まで私はお肌のことなんてあまり重要に考えたこともなく「メイクしたまま寝る」「タバコは吸う」「化粧水は塗らない」「お酒は飲む」「睡眠時間は少ない」「日焼け止めは塗らない」というなかなかの不健康状態でした。

 

20代前半なのでもちろん身体は丈夫だったのですが、お肌は紫外線や不摂生にちゃんと反応しているかのようでした。社会人になって偏頭痛持ちになって頭痛薬を常備薬として毎日のように飲んでいたのもいけなかったのかもしれません。

 

気になりだしてからはビタミン剤を飲むようにしたものの効果が感じられず、色々とビタミン剤を変えてみたりしていました。それでも「全然良くならない。」と諦め気味でした。しかし、医療機関でしっかりと治療したら良くなるかもしれない。美容整形外科に行くより安く綺麗になれるかもしれない。という希望を持っていました。

 

美容皮膚科の治療方法

そんな私が行った美容皮膚科は地域でそこそこ評判んの良い皮膚科でした。その美容皮膚科医院ではその日によってピーリングやイオン導入などを選ぶことが出来ました。メニューによって金額も違うのですが基本的には診察は初診は5000円でピーリングは5000円、イオン導入は1万円という分かりやすい金額設定でした。

 

かかるお金としてはプラス処方箋料がかかってきます。初めての美容皮膚科はホテルでエステでも受けているかのような気分でしたが、ピーリングはピリピリと痛くて少し我慢が必要でした。それでも綺麗になれるのであれば安いもんだと思っていました。

 

その日に担当してくれた看護師さんのお肌は白くつやつやしていてとても綺麗でした。「しっかり治療すればきっとこの看護師さんのような綺麗なお肌になれるんだ。頑張ろう。」と思わせてくれました。テレビcМのイメージ戦略みたいですよね。この商品を使ったらこんなにきれいになります。というような感じです。イオン導入は「これで本当に導入されているの??」と思うような感じでした。機械に繋げられた棒のようなもので顔をまんべんなく撫でまわされていました。

 

「ピーリングをして一層とっています。お肌が弱い状態になっているから、日焼け止めはしっかり塗って、紫外線には注意してください。」と注意をされました。ビタミン剤と炎症を抑えるという薬をもらって初日は終了です。これからどんどん綺麗になっていく自分を想像して勝手に嬉しくなっていました。

 

その日1日は気分よく過ごしていました。治療の頻度としては2週間に1度来院してくださいとのことでした。「2週間に1度セレブな気分になれる。」と変な所が嬉しかったものです。家に帰るとやたらとお肌の調子が気になって何度も鏡を見ながら「綺麗になった気がする。」と1人で満足していました。次の2週間後に美容皮膚科に行った時はエステを受ける特別な時間というくらい心躍らせて向かいました。

 

美容皮膚科に通った結果

未来のシミ予想図は月に1度比較をするために撮影するので今回は良いとのことなのでクレンジングからすぐにピーリングとイオン導入に入りました。「こんな手間暇とお金をかけて綺麗になっていくのは当たり前ね。」と、ここでも勝手に満足していました。

 

そんな治療が4カ月も続いた頃でしょうか、あまり変化していないんじゃないかと思い始めました。毎月3万円ほどかけているので自分としてはそろそろ「明らかな効果」を感じたい頃でした。つい看護師さんに「良くなっている気がしないんですけど、こんなものなんですか?」と聞いてみました。「個人差はありますが…○○さん、タバコと基礎化粧品考えなおしませんか?」とのご提案を頂きました。

 

タバコはお肌にも悪影響だし、基礎化粧品は病院がオススメする物に替えればきっと効果を実感できるはず!とのことでした。内心「それなら最初からそう言っておいてほしかった。もう4カ月も通っているのに効果を実感できないなんて、思っていたことと違う。」と病院に対して不信感が生まれてしまったのです。

 

今思うとその時に禁煙をして、基礎化粧品を見直してみたらきっと綺麗になる最短の近道だったのかもしれません。しかし当時の私は半年も1年もこんな高額な治療続けていられないし、通院する時間ももったいない!と思うようになってしまっていたのです。

 

毎回、処置をしてくれるのが看護師さんばかりで先生はほとんどでてこないのも不満をもっている1つでした。高いお金を支払っているのだからきちんと対応してほしい、そんな風に思っていました。きっと言い訳を色々と考えて辞めたかったんだと思います。広告で見かけた「自宅で簡単!レーザー美顔器」というものに気持ちを奪われていたこともあります。ただ一般の会社員には毎月3万円以上の治療はなかなか続けられない。と思いました。